人生の中でも大きな決断のひとつである「結婚」。その大切なパートナー選びに欠かせないのが婚活サイトなど、結婚相談所サイトです。利用者の立場からしたら、これからともに生きていく相手を探すわけですから、どこの結婚相談所にしようか、慎重になりますよね。
実際、当管理人も過去、結婚式場のブライダルサイトや、結婚相談所向けにブログカスタマイズなどを制作してきました。今回はそれらの経験をもとに、どうすればより具体的な効果があるか結婚相談所ホームページ制作を作成する際の、基本的なポイントを紹介してみます。
結婚相談所を利用する人は?ターゲットの選定
婚活ブームが続く昨今、結婚相談所を利用する年齢層は広がるばかりですが、最近は中高年向けパーティーや、親子相談会なども積極的に開催されています。そんな中、真剣に結婚を考える人ほど、婚活・結婚相談サービスに不安を抱いている方が多いのも事実です。
・本当に結婚相手を見つけられるのか
・システムやスタッフの人柄は信頼できるのか
・個人情報などプライバシーは守られているのか
人生において重要な決断を行う結婚だからこそ、
他のネットサービスと比べ、資料請求や問合わせまで、
ハードルが高くなっているのがこの業界の特徴でしょう。
逆に言えば、これら利用者が抱えている不安を払拭させ、
「ここならシステムも明確だし、大丈夫かな」「お客様の声も載せているし、信頼できるかも」安心感を与えていくことが、結婚相談所向けホームページに最も必要だと言えます。
結婚相談所向けのホームページを制作する前に
大手や比較サイトを除けば、結婚相談とは基本的に、その地域に根差したサービスになります。埼玉県を中心に活動する結婚相談所が、九州に住む結婚したい独身男女を相手にするのではなく周辺エリア近郊(ここでは埼玉など関東)がマーケティング対象となります。
また、見る人がいなければ成果はでませんから、
チラシや新聞広告など、予算をかけられない場合、
あくまでも、検索サイトによる上位表示を狙います。
キーワード的には「結婚(相談)+地域名」など、
対象と結婚に関連したワードの組み合わせですね。
その他、ロングテールを意識したコンテンツもポイントなので、見込み客がどんなキーワードを使って、結婚相談所ホームページを探すのか、事前リサーチは大切ですし、SEO対策を意識したホームページ制作を作成することが、集客力を伸ばす上で欠かせないと思います。
差別化を図るために!結婚相談所ホームページ
資料請求や問合わせなど、あなたの見込み客がアクションを起こすには、さまざまなコンテンツが必要になります。決してすぐに来店予約するユーザーはいません。「ここの結婚相談所なら、結婚できるかもしれない」という安心感を、ホームページで伝えること。
スタッフの人柄や相談所の雰囲気が伝わる写真や、
今までの成婚事例が分かるようなお客様の声の掲載、
いずれも、見込み客の不安解消のためには欠かせません。
特に相談所の結婚カウンセラーがどういう人か、
より詳しく伝えていくことが大切になると思います。
その他、分かりやすいアクセスマップも必要ですよね。
また、婚活パーティーなどイベント情報を更新する必要がありますが、毎回、依頼するのは無駄ですから、自社で更新できるワードプレスを使ったホームページ制作の作成を検討しましょう。ブログ感覚でコンテンツを増やせるため、SEO対策としても導入メリットはあります。
結婚相談所向けホームページに求められるもの
実際にホームページを制作する際は、結婚相談所ごとの強みや特徴を捉えたデザインにしたり、ターゲットに適したコンテンツ作りを考慮する必要があるため、他にもポイントはありますが、まずは基本的なサイト作成の注意事項として、今回の内容を参考にしてみてください。
当管理人の地元・埼玉県南部(さいたま市・春日部市・草加市・越谷市)にも、多くの運営会社があり、競争も激しくなっています。今後はますます、他社にはない個性を生かしたオリジナルデザインなど、顧客心理に基づいたホームページ制作が必須になってくると思います。
つい先日も、結婚相談所を開業している方より、現在のホームページのデザインが古臭いため、今風のオシャレでかっこいい感じに、新しくリニューアルしたいという相談をいただきました。スマホ対応のレスポンシブデザインなら、下記などが参考サイトとして挙げられます。
結婚相談所系ホームページ参考ウェブデザイン
愛知県一宮市などを拠点に活動する結婚相談所。自動的に切り替わるヘッダー画像が印象的で、画面いっぱいを使った幅広いレイアウトを基本に、必要なコンテンツを適切に掲載しています。特に実際に、ご成婚されたお客様の声を写真入りで紹介している内容が良いですよね。
見込み客に安心感と信頼感を伝えることが大切
当然ながら、参考サイト程度のクオリティーを維持するには、コストや手間暇もかかりますが、見込客となるお客様の立場からすれば、入会金や登録料、月会費やお見合い料金、成婚料など、かかる費用は決して安いものではないため、よりホームページのデザインが大切です。
安物買いの銭失いとはよく言ったもので、ホームページという集客ツールにかける費用に対し、できる限り、少ない予算で作ろうとすれば、十分な時間もとれず、具体的な成果も出せません。そういう意味でも、なぜホームページを作るのか、目的意識をしっかり持ちましょう。