サロン店舗が意識の高いお客様を集める際に大切なこと

サイト改善・集客アップ

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美容院や整体院など、サロン店のネット集客の手段としていろいろな方法があると思いますが、新しい顧客を獲得するため、ある程度の予算をかけ広告を出稿することがメインになると、
いざ広告をストップした時、来店数が落ち込んでしまうという可能性は避けられません。

余計な広告費に予算をかける前に

もちろん、広告をやめるなんて怖くてできない…という運営者の気持ちは十分に分かりますが、このような不安を抱えていると、いつまでも販促費用を継続的に支払い続けることになるため、できる限り、広告という施策に頼らず、自然とお客様が集まるような体制づくりが大切。

例えば、サロン店舗の売上げに占める割合が、広告経由の新規客とリピーターが多い店舗では、実際の収益率や利益率が高く、より安定的に運営できるのは、リピーターが多い店舗でしょう。そのため、サロン独自の強みや特徴などを、見に来てくれた方に伝えることが必要です。

なぜ、あなたのお店に通わなければならないのか、どこが他のサロン店舗より優れているのか、ホームページやブログをすでにお持ちなら、運営するサロンの来店数や稼働率を上げるために、魅力的な写真や説得力のある文章で、見込み客にサロンの特徴などアピールしましょう。

お客様が集まると集めるとの違い

サロン系の主な販促対策として、お得なクーポンなど、割引特典を利用する店舗もありますが、一般的に、安さを強調するこのような種類の方法は、低価格指向を持つ見込み客が集まりがち。新規客につながることが一時的にあっても、安定的なリピーター客にはなりにくいもの。

安易な価格路線や販促広告に走る前に、まずはサロン店舗独自の想いをしっかり伝えましょう。「なんでもやります。ぜひお任せください」というより「うちはこういう想いでやっています」意識の高いお客様を獲得することこそ、リピーター確保のために最も大切だと思います。

サロン系の店舗が質の高いお客様を集める方法は、既存客の紹介と口コミが最も効果的ですが、安定期なリピーター確保のため、まずはより多くの新規客(見込客)を集める必要があります。とはいっても、安易に提供価格を値下げすることは、利益率からみてもかなり危険です。

値下げは上質のお客様を取り逃す

「なるべく支払う料金は安いほうがいい!施術も必要な範囲内のもので構わない」という方と、「本当により良いサービスだけ受けたい!多少の値段がかかることは仕方がない」という方…。前者のお客様はあくまでも価格を中心、後者はサロンが提供する価値を重視しています。

パレートの法則

マーケティング用語として有名なものに「パレートの法則」という有名なフレーズがあります。この法則によると、全体の顧客に対し、上位20%の優良な客層が売上げの80%を占めるため、安直な値下げは、サロン店独自の価値も低下させ、上質のお客様が集まらなくなります。

もちろん、価格自体を引き下げる手法は、新しい顧客を獲得する際に一定の効果はありますが、割引クーポンとは異なり、その施策に必然的な理由がなければ「技術に自信がないのかな…」「どうしてこんなに安いの?」と上質なお客様に余計な不安を与える可能性もあります。

パレートの法則例:全体の2割の優良顧客が売上の8割を占める

安さをアピールよりも大切なこと

そのため、上質な優良顧客のお客様を集めるには、サロンの価値を伝えることが欠かせません。「このお店はこんなこだわりを持っているね。だったら、技術や知識もしっかりしてるかも…」見込み客に期待を持って来店してもらえるよう、店舗独自の価値をアピールしましょう。

ご存じのとおり、上質なお客様とは、決して料金や価格のみをリピートの基準にしていません。店舗から感じる雰囲気やスタッフの人柄、サロン店が目指す想いや掲げているコンセプトなど、総合的にサービスの価値を自身で判断した上で、今後も通いたいか検討すると思います。

顧客とのつながりを深めるためにも、ソーシャルメディアを活用した情報発信も大切でしょう。フェイスブックやインスタグラムなど、サロンの様子が伝わるものならなんでも構いませんが、できる限りこまめな更新を心がけ、日頃からお客様と関係性を築くことも欠かせません。

ザイオンス効果例:接触する回数が多いほど好印象を持ちやすい

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