ランディングページとアフィリエイトサイトの違いに関して、具体的な例を挙げて説明します。例えば、にんにく卵黄など、健康食品を取り扱う業界の場合、大手の通販サイトの多くは、
公式サイトと異なるランディングページを作成し、リスティング広告に活用しています。
主な目的としては、アクセス数を含む集客力の強化ですが、とりわけ有名な会社の健康家族を、検索サイトで調べると、公式ホームページ以外に、ものすごい数の関連サイトが表示されます。しかも、中には直接、商品を購入できたり、ぱっと見の印象だけでは違いが分かりません。
公式ホームページとは
実際に上記の画像をクリックし、リンク先のサイトをご覧いただければ分かるかと思いますが、豊富な健康商品を取り扱う通販会社らしく、カテゴリー別に売れ筋ランキングを掲載するなど、訪問ユーザーが迷わないよう、目的に応じて、サイト内を巡回できる構成になっています。
レイアウト自体は、ヘッダーメニューに右サイドメニューという、よく見かける基本的な形で、ショッピングカート機能を備えた、いかにも通販サイトらしいオーソドックスな見た目ですが、はじめて訪れる方はまず間違いなく、このページが健康家族のホームページと認識します。
ランディングページとは
ランディングページは主にペラサイトと呼び、サイドメニュー機能を持たない1カラムが特徴。取り扱う商材の中でも、紹介したい商品をあえて一点のみに絞り込み、一般的なページよりも、より詳しく特徴やメリットを見込み客に紹介することで、購買率を上げることが目的です。
一般的に、ヤフープロモーションやグーグルアドワーズなど、リスティング広告の際に使用し、「にんにく卵黄+通販」など、成約率の高いキーワードを対象に、検索画面の上部に表示させ、リンク先のサイトを訪れたユーザーに対し、ランディング(着地)ページを表示させます。
対象の着地場所は、必ずしも商品ページと限りません。例えば、トップページでも良いですし、楽天ショップのように、リスティング広告を使わず、特定のページを作り込む手法もあります。健康家族の場合は、ドメイン自体が異なるように、別サイトで作成しているようですけど…
・公式ホームページ:http://www.kenkoukazoku.co.jp
・ランディングページ:http://cp.kenkoukazoku.co.jp/…
アフィリエイトサイトとは
アフィリエイトサイトの呼び名はいろいろとありますが、基本的に運営中のブログやサイトで、広告主の商品・サービスに関するバナーを貼ったり、紹介記事を書いているサイトを指します。運営媒体によって、アフィリエイトサイト・アフィリエイトブログという場合もあります。
アフィリエイト自体、紹介プログラムのことで、自社商品をアピールしたい方が広告主となり、宣伝記事によって第三者が購入すると、成果報酬というインセンティブが発生する仕組みです。健康家族のにんにく卵黄なら、実際に飲んだ感想記事とか、比較ランキングサイトですね。
広告主からすると、潜在的な見込み客に対して、客観的な評価を顧客目線でアピールできたり、各紹介サイトに自社ホームページのリンクを貼れるため、被リンク獲得のメリットもあります。ある意味、競争が激しい業界ほど、この手のプログラムに参加していると言えるでしょう。
今回のまとめ
結果的に、検索画面に似たような関連サイトやブログ記事が、多く存在することになりますが、自社サイトによる上位表示対策や、リスティング広告だけでは集客対策に限りがありますので、アフィリエイトプログラムなど、別の販促手法を導入するのも、考え方の一つと思います。
ショップ運営なら、割引セールや特典ポイント等の特典、リッチテキスト形式のメルマガなど、必要な対策は他にもありますが、運営者の多くは販促費用にそうご予算もかけられませんので、まずは、取り組みやすいランディングページの制作から、着手しても良いかもしれません。