好きな色と似合う色は違う?どんな印象を与えたいですか

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ブラシと水彩画

好きな色と似合っている色は違うと言いますが、カラーの種類自体、実に豊富な数があるため、自分が良いなと思う色が本当に合っているか、正確に把握できていないことってあるもの。
実はこれって、デザインに使用するテーマカラーに関しても、割と似ているというお話。

とっても種類が豊富な色彩カラーの世界

制作する媒体に関わず、どんな色をベースにするか、どのような組み合わせ(配色)にするか、
イメージに合うデザインを作成する際は、テーマカラーの選び方がとても大切です。ある意味、この選び方こそ、デザイナーのセンスが発揮される箇所といっても過言ではありません。

紙媒体やウェブ媒体など、デザインに使用する基本的なカラーは、実に様々な種類があります。下記は制作業者なら、おなじみの原色大辞典ですが、これらはあくまでもベースカラーの一つ。サイト内の和色大辞典・洋色大辞典も含めると、その色の数はもう少し増えるでしょう。

原色大辞典

実際のデザイン制作の現場では、このようなベースカラーに、テクスチャ素材やパターン素材、
グラデーションも加味されますので、バリエーションの数としてはもっと豊富になってきます。
これら多くの選択肢の中から、クライアントの意向に適したイメージカラーを探ります。

例えば、ピンク系を挙げるとその濃淡の違いから「桜色(さくらいろ)」「虹色(にじいろ)」「薄桜(うすざくら)」「撫子色(なでしこいろ)」「淡紅藤(あわべにふじ)」と違うため、意図するデザインによって、どんな雰囲気にしたいのか、ということが大切になります。

好きな色が必ずしも効果的とは限らない

当管理人が依頼を受ける際は、ご相談も兼ねたヒアリングとして、下記のような質問を実施し、クライアントの希望するカラーはもちろん、全体的なテイストを把握するように努めています。なぜなら、運営者の志向するカラーが、必ずしもサイトイメージに合うと限らないため。

個人的な印象かもしれませんが、ご本人の好きな色って、あまり当てにならない気がしますし、ただ単に好きな色を尋ねてみたところで、実際のカラーバリエーションは豊富にありますので、まずは、デザインでどんな印象を与えたいのか、方向性を固めることが大切と思います。

もちろん、制作業者たるもの、クライアントの意向はできる限り、反映するように努めますが、
テーマカラーを検討する際により意識すべきことは、ウェブ媒体をはじめて訪れるユーザーや、
紙媒体を実際に手に取って眺めるお客様など、見込み客に与える具体的な印象でしょう。

Q.ご希望のデザインテイストや、サイトカラーはありますか?
思い浮かばない場合は、訪問者にアピールしたい印象で大丈夫です。
A.例)安心・信頼・清潔・高級・優しさ・シンプル・ナチュラル
A.例)赤(元気)・緑(健康)・青(信頼)・オレンジ(親しみ)

テーマカラーを決める前に意識すること

色というものは本当に不思議なもので、色が持つイメージというか、相手に与える印象として、ベースカラーごとに連想するイメージは異なり、意識せずとも使っている方も多いと思います。ピンク系(女性的・柔らかい・かわいい)オレンジ系(暖かい・陽気・楽しい)など…。

この辺の色彩心理は、デザイン制作の際、テーマカラーやイメージカラーを決める時と一緒で、企業が掲げる理念や姿勢だったり、店舗が持つ雰囲気や目指す方向によって、決まってきます。赤系(積極性をアピール)青系(誠実や爽やかさ)緑系(若々しく優しい印象)など…。

実際にデザイン制作に取り組む際は、メインカラー以外に配色となるサブカラーを組み合わせ、テーマカラー全体のトーン(明度や彩度)を調整し、イメージに近いものを選んでいきますが、あらかじめ、ユーザーにアピールしたい印象が決まっていると、検討しやすいでしょう。

※回答例(結婚相談所サイト)
ぱっと思いつくのは「共感・つながり・ご縁・きずな・家族・幸せ」で、
ブルー系がコーポレートカラーなので「青空へ向かう・共感のビジネス」も。
このカラーを使用して幸福感を演出したり、幸せをイメージできるようにしたい。

自分のことを知り相手のことも理解する

地元地域に密着している自動車整備工場で、創業数十年という歴史と確かな経営実績があって、車検整備や板金塗装の技術力はもちろん、接客態度やアフターサービスの評判も良いようなら、スタイリッシュなイメージを重視するより、落着いた雰囲気を伝えた方が効果的ですし、

比較的、人口が多い都市近郊エリアで、まだ若い年齢の院長が改めて新しく開業する歯科医院、温もりある院内の雰囲気を大切にしながらも、訪れるお客様に信頼感や安心感を伝えたければ、爽やかなブルー系をベースに据えつつ、全体のトーンを少し抑えて対応することも可能。

つまり、制作物のターゲット層によって、どのような印象やイメージを具体的に与えたいのか、見込み客のペルソナ(年齢・性別・年収・価値観など)ごと、意識すべき雰囲気は異なるため、テーマカラーを検討する際は、自分のこと以上に、相手のことを考えることが大切です。

似合っているかを決めるのは他人の評価

冒頭の件に戻ると、自分の好きな色というものは、一般的に主観的な判断による影響が大きく、いつもモノトーン系のファッションの方が、たまにパステル系に変えると華やかに映るように、色の似合う・似合わないを決めるのは、他人の評価、第三者に与える印象も関係します。

この辺はある意味、パーソナルカラー診断かもしれませんが、知らないのは意外と本人だけ…、自分でも気づかない似合う配色やトーンはあって、周囲の人間に好印象を与えたいと思うなら、まずは、自分の特徴を冷静に客観視して、他人の視線を意識しても良いかもしれません。

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