キッチンやバスなどの水回り工事、エアコンの取り付けや内装工事を行うリフォーム業務など、私たちが自宅や店舗で生活していく上で欠かせない、各種工事を請け負う設備会社。最近では、チェーン店の進出やベンリーなど、他業種からの進出も目立つようになっていますが、
「設備会社(リフォーム店)のホームページをリニューアルしたいので、見積もりをください」という問合わせをいただきましたので、今回は地域に密着したリフォーム店・住宅整備会社向けホームページ制作のポイントと、ホームページ作成料金の関係についてご紹介します。
リフォーム会社ホームページ制作に必要なこと
リフォーム店・住宅設備会社として、ホームページやwebサイトを制作する際は、あらかじめ「何のために作成したいのか」目的を明確にすることが必要です。例えば、企業サイトとして、自社の業務内容をホームページ上で紹介するだけなら、カタログサイトでも十分です。
主な活用方法として、リフォーム会社や住宅設備会社の営業マンが、お客様と商談をする際に、「うちはこのようなサービスをしているんですよ」と、パンフレット代わりに活用できますし、しっかりとした企業ホームページを作成することで、信頼感を与えることもできます。
サイトを構成するページ数も、おそらく10枚程度でしょうから、制作料金としても比較的低く抑えられます。もちろん、掲載画像や原稿内容の準備等、考慮すべき点はいくつかありますが、とりあえず、ホームページを持ちたい方なら、この内容で対応できるかもしれません。
リフォーム会社向けホームページ制作の注意点
一般的にこのような企業サイトは「すでに自社の存在を知っている方」が主な対象となります。例えるなら「会社名や企業名」といった検索キーワードで訪問してくるユーザー。逆に言うと、それ以外の見込み客は集まりにくいですから、集客面では課題が残ることになります。
主な要因としては、同業他社と比べて、トップページの情報量(主にテキスト)が少ないこと。これは美容院やサロンなど、デザイン重視の業界に割とありがちですが、SEO対策を考慮せずにホームページを作成してしまうと、結果的にアクセス数など集客面で苦労することも。
もちろん、折込チラシやフリーペーパー出稿など、他の広告を利用できる方なら構いませんが、ホームページやwebサイトを営業ツールとして活用するなら、どのように見込み客を集めるか、訪問前の対策を考慮した上で、あらかじめ、予算をご検討する必要があると思います。
リフォーム店向けホームページ制作のポイント
具体的には、これまでに行ったリフォーム実績をビフォーアフターで分かりやすく紹介したり、工事を依頼したお客様の感想を掲載するなど、「ここのリフォーム会社なら任せられるかも…」訪問客に関心のある内容を充実させ、選んでもらえるホームページを作成しましょう。
その他、検索エンジンの上位表示(アクセスアップ)を目的に、SEO対策をしっかり行うこと。リフォーム店・住宅設備会社に関わらず、トップページは特に重要です。どんなキーワードで、検索上位を狙うのか、適切に選択した上で、情報量を充実させることが欠かせません。
当然、webサイトを充実させるには、手間も時間もかかります。予算にしてもかかるでしょう。だからこそ、あくまでも企業サイトとして利用したいのか、営業ツールとして活用したいのか、「ホームページ制作の目的と、サイト運営の目標」を明確にすることが大切なのです。