昔のホームページにありがちな残念なデザインの特徴とは

ホームページ制作・作成

地球とこども

簡単に操作できる専用ツールの普及につれ、今やホームページを持つことは当たり前の時代。
その一方、数年前に作った限りでほぼ更新せず、古いデザインのままという方も目立つため、
昔のホームページにありがちな残念な特徴など、デザイナー目線で簡単にご紹介します。

全体の横幅サイズが狭いデザイン

幅広いモニター画面のパソコンも手頃となり、ホームページの横幅は自然と広がってきました。以前の基準と比べると、狭い横幅サイズのホームページは、時代遅れな印象が拭いきれません。例えるなら、大画面テレビでアナログ放送を見る際、両端が切れるような感じでしょう。

基本的に、ホームページ全体の横幅サイズに対し、決められた大きさなどは特にありませんが、パソコンなど、モニター解像度のシェアが多いのは「1920×1080px」という点を踏まえると、推奨サイズとして「960~1040px」程度で作成するのが、現在のトレンドと言えます。

事実、国内で最もアクセスが多いヤフージャパンの横幅サイズは「960px」となっていますし、コーポレートサイトはもちろん、店舗や企業の中には、より広い横幅サイズも採用していたり、横幅いっぱいまでコンテンツを広げた、シングルカラムやフルスクリーン型も主流です。

フラッシュで作成したコンテンツ

ヘッダーエリア画像が次々と入れ替わったり、マウスでボタンをクリックすると変化するなど、ホームページに様々な動きを組み込む際、Flash(フラッシュ)というソフトを使用しますが、iPhoneやiPadなど、Flashが再生できない機器が普及した昨今、見かけなくなりました。

当管理人も数年前までは、専用の参考書を片手に、動きのあるコンテンツなど作成しましたが、スマホやタブレットのシェア率が高いアップル機器で、閲覧できなければ意味がありませんし、グーグルのクロムに関しても、近年、Flashを使ったホームページを推奨していません。

開発元のAdobe社も含め、ブラウザ提供会社の多くが、Flash排除の動きを推進している以上、この流れ自体はもう止めようがありませんので、今後、リッチなコンテンツを作成するなら、jQueryやHTML5など、今の時代に適した技術を使って、制作することがオススメです。

専用フォームがないホームページ

問合わせというボタンをクリックした際、メールソフトが立ち上がってくるサイトは残念です。一般的にボタンをクリックした場合、問合わせフォームのページに飛ばなければなりませんが、Gmailなど、メールソフトが立ち上がると見込客に与える印象が悪くなってしまいます。

実際、ユーザーの利便性などを考慮しても、専用のメールフォームの方が便利だと思いますし、ワードプレスには「Contact Form」という、簡単に設置できるプラグインも用意されており、ホームページ全体のデザインに合わせ、フォーム自体の見た目もカスタマイズ可能です。

特に、無料で設置できるレンタルフォームの多くは、見た目のデザイン部分を変更できません。必然的に、クリック先は外部のページとなるため、多少なりとも浮いたような印象になりがち。問合わせは成果につながる大切な要素ですので、見込み客の取り逃しに注意しましょう。

プロバイダ提供のドメインサイト

ホームページ制作に最低限、必要なものとしてレンタルサーバーと独自ドメインがありますが、プロバイダ提供のサーバーを間借りしていると、サイトのURLアドレスが非常に長くなったり、使用するメールアドレスも、各プロバイダ会社の名前が含まれるため、とても残念です。

ビジネス目的でネット集客を行うなら、自社や店舗の名前が含まれたものを利用すべきですし、ホームページのアドレスとは、ある意味、インターネット上の自身の住所ともいえる存在です。企業や会社としての信用や評判を落とさぬよう、独自ドメインの取得をオススメします。

実際、プロバイダ提供のメールアドレスを使用している方は、ほぼ見かけなくなっていますし、各プロバイダを変えると、別プランに加入しない限り、使えないというデメリットもあるため、ヤフーやグーグルなど、フリーメールと同じく、改めて検討する必然性はあるでしょう。

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