ニッチキーワードで売上が5倍増!SEO対策は隙間を狙え!

サイト改善・集客アップ

タワーから顔を出す猫

当方がホームページ制作を行う際、基本的に完成後のSEO効果を考慮し、ワードプレスを使ったウェブサイトを構築します。その際、ヤフーやグーグルなど、検索順位の上位表示を目指して、これまでに成果を出していますが、ワードプレスのメリットはこれだけではありません。

例えば、アクセス数を増やすには、見込み客が最も多く検索するであろうキーワードを選定し、検索ページの上位(およそ3番目以内)に表示されればいいのですが、実際、対象にできるのは1ページあたり2個程度までとなります。※キーワードの詰め込みは逆効果になるため…

ニッチキーワードは掘り出しもの

また、競合他社との兼ね合いから、トップページ以外(商品説明などの下層ページ)で、順位を確保するのは難しいとされています。そのため、サイト内に専用のブログシステムを採用して、比較的、競合率の低い「ニッチキーワード」での上位表示を狙う施策が大切になります。

つまり、誰もが検索で使用する需要が大きいビックワードは、それだけ競合となる相手も多く、順位表示のハードルも高い。そのため、キーワードの検索数自体はあまりそう高くないけれど、
ある程度、需要が見込める隙間を狙ったニッチキーワード対策が有効になるということ。

そして、この対策を行う上で欠かせないのが、ブログシステムを採用できるワードプレスです。もちろん、アメーバブログやジンドゥーなど、独自ドメインを持たない他のメディア媒体でも、ある程度の対応はできますが、どうせならワードプレスを使用した方がより効果的です。

シーズン需要にマッチしたワード

たとえば、個別記事ページのメタタグ設定。メタタグの内容にはページタイトルやキーワード、説明文などが含まれ、これらを自由に設定できない上記メディアと比べ、ワードプレスは専用のプラグインを改めて導入すれば、ページごとにメタタグの内容を変えることができます。

では、具体例を見てみましょう。あるお客様で「大寒の卵」という販促商品をお持ちになられ、毎年一月の「大寒の日(一年で最も寒い日)」に合わせ、季節商品のさらなる販売促進をご検討されていました。※実際の内容については、こちらのページをクリックしてください。

とは言っても、このお客様とはすでに長いお付き合い(定期的な運営サポートを受託)のため、
自分から「(ニッチキーワードを意識して)こういう記事を書いてみたらいかがですか?」と、ご提案させていただき、合わせて細かいページ修正も行ってみました。※これが重要!

ページタイトル:大寒の卵を販売!金運・健康運を呼ぶ縁起物の大寒の卵
主要キーワード:大寒の卵

単に上位表示させても意味がない

やはり、シーズン需要のキーワードとマッチしていたのでしょう。ニッチキーワードを意識し、ページ全体を手直した結果、検索順位は、ヤフー/グーグルとも「2位」に表示され、最終的な
売上げも約5倍増(前年比)という成果になり、お客様にも大変喜んでいただきました。
※電話注文や店頭販売なども含めると、実際にはそれ以上の数字だったそうです…

ただ、ニッチキーワードを狙う際に気をつけることがあります。それは、単に上位表示させても対象となるページがユーザーの希望に合わなければ、商品購入までは結びつかないということ。専門用語で言えば、LPO(ランディングページ最適化)という考え方に近いでしょうか。

SEO対策に対して誤解されている方もいるかもしれませんが、基本的に上位表示させることは、アクセス数の増減に有効であって、ユーザーをご自身のサイトに誘導した後、訪問客が実際に、アクションを起こすまでには「これなら買ってみたい!」と思わせる説得力が必要です。

ニッチキーワード対策の基本とは

上記を例に挙げるなら、このページだけで訪問客が購入を即決することはありません。自社商品の紹介ページや生産者の紹介など、ある程度、サイト内を見回ってから、購入判断を行います。以前にもお伝えした「訪問前」と「訪問後」この二つを意識することが大切なんですね。

簡単にまとめると、ニッチキーワード対策は、トップページ以外に訪問客の入口を増やす手段に有効ですが、そこから先の訪問後の行動アクション、見込客が実際に購入の決め手とするのは、
他ページの充実度や信頼感、サイト全体の使い勝手も忘れてはならないということです。

ニッチキーワードの探し方!時間をかけずに記事を書く方法

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