印象に残る名刺デザインの作り方!相手の印象に残るために

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カジュアルビジネスマン

ビジネスの商談において、名刺という販促物はある意味、その人の顔とも言える大切なツール。全体的なデザイン構成や作り方により、商談相手に与える印象もかなり変わってくるので、
少しでも良い心象となるよう、名刺デザインの作成時に注意するポイントを紹介します。

要素のバランス配置が悪いデザイン

例えば、使用する材質の薄い用紙やまとまりがないデザインだと、第一印象は悪くなりますし、
各要素がバランス良く整理配置されている名刺だと、ぱっと見た瞬間のイメージも上がるため、名刺という限られたサイズの中で、全体的なレイアウトを意識することが欠かせません。

名刺に掲載する基本的な情報として、社名や屋号・個人名や連絡先などがあるかと思いますが、すべての内容を同じような感覚で配置させると、かえってどの要素も目立たなくなりますので、必要に応じて情報量を減らしてみたり、フォントサイズに強弱をつける必要があります。

名刺デザインという営業販促ツールにおいて、最も商談相手に伝えたい大切な情報とはなにか、シンプルイズベストではありませんが、あまりにも過剰な情報は見づらく野暮ったくなるため、要素ごとに優先順位をつけ、表面や裏面など、バランスを意識しながら作成しましょう。

ロゴや写真など画像の質が粗い名刺

名刺デザインの中に、自社のロゴマークやご自身の人物写真などを掲載する場合がありますが、実際に使用する写真画像が「jpg/png」の場合、そのまま拡大縮小させて配置してしまうと、本来、ウェブ向きの素材のため、見た目の画質が粗くなったり、汚くなってしまいます。

名刺デザイン制作

そのため、名刺などの紙媒体の販促ツールを作成する際は、自由にサイズが変更できるように、専用のイラストレーターというソフトで作成した、ロゴ画像を使用してサイズの変更をしたり、写真の解像度を改めて印刷用として、適切な数値(350dpi)に変える必要があります。

薄い市販用紙で自作した名刺ツール

ご自身で名刺デザインを作成する際は、一般的に市販されている専用紙を使うかと思いますが、印刷会社が裁断までしっかり行う場合と異なり、インクジェットプリンター用紙などの多くは、境界線に沿ってミシン目があるため、断裁する縁まで上手く印刷することができません。

名刺デザイン制作

ぱっと見た瞬間、自作された名刺の質感だと、手にすれば分かる人には分かってしまいますし、名刺用の専用紙の材質自体、印刷会社と比較すると、やはり見劣りしてしまう部分はあるため、できる限り、安上がりな印象を相手に与えないように、最終的な品質を意識しましょう。

基本的なルールを無視したデザイン

一見、簡単そうに見える名刺デザインは、基本的なデザインに関するスキルが詰まっています。余白の取り方や要素ごとの揃え方、文字サイズのジャンプ率やロゴマークを配置する場所など、紙面のレイアウトや全体のバランスを意識しつつ、作成することが名刺デザインのコツ。

名刺デザイン制作

おしゃれで印象的な名刺デザインの多くは、このような基本ルールを意識して作っていますし、使用するフォントの種類やカラーの使い方など、全体的なバランスや統一感も大切になるため、実際に名刺制作を依頼する際は、事前に参考デザインを集めておいても良いと思います。

名刺デザインに求められる役割とは

名刺デザインの持つ重要性とは、ビジネスの現場で相手に良い印象を残すだけとは限りません。会社勤めや営業職の方に関わらず、お気に入りの名刺なら、渡すこと自体が楽しくなりますし、洗練されたデザインなら、名刺交換をきっかけに商談相手との会話も弾むことでしょう。

もちろん、印象というものは感覚的な部分が多く、その理由を説明できない場合もありますが、デザインに原則的なルールがあるように、優れた名刺デザインは確かに相手の印象に残ります。たかが名刺、されど名刺。身近な販促ツールゆえ、その影響力は大きいものがあるもの。

特に昨今は、仕事用以外にいろいろな用途に合わせ、複数の名刺を持つ方も少なくありません。個人事業主の方なら、より個性的なオリジナルデザインを求め、差別化を意識されていますし、ただ単に、名前や電話番号など、基本情報を伝えること以上の役割が求められています。

ロゴ制作や名刺デザインなど販促ツールの作成も承ります

印象に残るデザインの作り方とコツ

印象に残る名刺デザインの作り方として、デザインの基本的なルールが大切と紹介しましたが、デザインの原理原則を学ぶなら「ノンデザイナーズ・デザインブック」という書籍がオススメ。発行からすでに二十年以上も過ぎつつも、多くのデザイナーに支持されている名著です。

実際、当管理人もデザイナー駆け出しの頃はもちろん、今も時おり読み返すことがありますし、「反復・整列・近接・コントラスト」という良いデザインを作る上で守るべき原則ルールなど、なぜこの名刺は相手の印象に残るのか、分かりやすく論理的に勉強することができます。

あとはとにかく場数を踏んで経験を重ねること。数を多く作成するとコツが分かってきますし、上記、掲載している制作物がそうですが、ランサーズやクラウドワークスなどのコンペ案件で、短い期間に集中して取り組み、名刺デザインのスキル向上を目指しても良いと思います。

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