WordPressテーマ「JIN」の見た目や評判をレビュー

ブログ運営・サイト活用

WordPressテーマ「JIN」ロゴ

フラットデザインをベースに親しみやすいデザインが特徴的なWordPress有料テーマ「JIN」
前回の有料テーマのレビュー記事に引き続き、このテーマの具体的な仕様を検証しましたので、プロの制作業者による視点で「JIN」の持つ特徴や評判など、簡単にレビュー報告します。

真の使いやすさを追求したWPテーマ「JIN」

ワードプレス有料テーマ「JIN」とは

「JIN」とは、実際に利用するユーザーの使い勝手などを追求したワードプレスの有料テーマ。アフィリエイトに役立つ収益化ノウハウはもちろん、検索エンジン対策を意識しながら構築し、見出しデザインや各種マーカーなど、記事作成に役立つ機能が豊富に用意されています。

どちらかと言うと、ブログサイトやアフィリエイトに特化したテーマという印象を受けますが、コンテンツ作成時に便利なエディター機能は揃っており、見出しマーカー・ボックスデザインの種類もかなり豊富で、プロフィール欄の設定や人気記事ランキングの機能などもあります。

また、収益化に欠かせないCTAや、広告関連の機能まで用意し、導線自体も考えられています。※意外と使い勝手が良いのは、コンテンツマガジンやインフォメーションバーかも……。

デモサイトが8種類もあるように、別途、全体のデザインスタイルを変更(着替え)できたり、ワードプレスの管理画面から、ヘッダー・フッターのパターンをボタン一つで変えられるなど、カスタマイズ時の操作性は悪くありません。ただし、エディター機能の吹き出しを利用する際、専用の画像をメディアにアップして、対象のコードを手作業で修正させる必要がありますので、HTMLやCSSに馴染みがない運営者は、慣れるまで多少、時間がかかるかもしれません。

「JIN」の設定項目数と見た目を検証

見出しやボックスのスタイルなど、用意されている機能の多くは別途、細かく設定できますし、それぞれの項目数自体もかなり多い方でしょう。サイト全体に関する基本的な設定内容を含め、ロゴやフレーズ等を含めたヘッダーに対しても、簡単に設定することができて良いと思います。また、オリジナルのCSSを使わなくても、初期項目だけで十分、問題ない気がします。

ブログメディア向けテーマとして、デザイン的にもコンパクトにまとまっている気がしますが、基本的に、フラットデザインをベースにしており、多少、インパクトさがない印象を受けます。例えば、デモサイトの各デザインと比べても、レイアウト自体にあまり大きな変化がないため、正直、どれも似たような感じに見えますし、このテーマなりの個性や特徴は少ない印象。

もちろん、サイト閲覧時の操作性や使い勝手はそう悪くないし、レスポンシブデザイン対応で、スマートフォンサイトの見た目なども特に問題ないので、別途、検討する価値はあるでしょう。ただ、企業サイトや商用サイトには向いていないため、対象は限られるかもしれません。

機能性 … ★★★★ デザイン性 … ★★★★ カスタマイズ性 … ★★★★

運営者により異なる「JIN」の満足度

拡張機能のプラグインとしては、他のテーマ「SANGO」「DIVER」と同じように、あらかじめインストールされているプラグインの数は少なく「AddQuicktag」や「TinyMCE Advanced」「Contact Form7」や「Category Order and Taxonomy Terms Order」などなど、

必要と思われる機能は別途、自分でインストールする必要があるので、この辺はどうなのかと。もちろん、デフォルトでも設定項目の数自体は多いので、中級者向けかもしれませんが。

ブログ向けワードプレステーマとして、必要な機能は揃っているし、使い勝手も悪くないため、販売価格14,800円(税込)はそう高いと感じませんが、ワードプレスの有料テーマの中には、もう少し料金の安いもの(一万円前後)もあるので、この辺の満足度は人によるでしょう。
なお、一度テーマを購入すれば、別途、複数サイトで利用できる点は良いと思います。

「JIN」テーマの内部構造に問題なし

検証時、初期状態のワードプレスは最新バージョン。phpはおそらく7.0以上だと思いますが、テーマは定期的に更新されていますし、マニュアルも用意されているので困ることは少ない。
あえて課題を挙げるとするなら、新バージョンのテーマを管理画面にアップデートする際、
手動でインストールしないとダメなところ。ボタン一つで簡単にできると便利ですが…

HTMLファイルを縮小してアップしているため、より詳しいコードの記述まで分かりませんが、PageSpeed Insightsの評価も「Good」と最適化されており、大きな問題はないと思います。ページ速度も遅く感じないし、Microdataなど、構造化データもマークアップされています。
気になる点としては、CSSを外部ファイルではなく、内部参照している程度でしょう。

なお「JIN」のテストサイトだと、HTMLファイルの縮小アップロードは行われていませんが、コードの記述的にそう大きな問題はなく、基本的なHTML5+CSS3の構造だと思います。

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