WordPressテーマ「SANGO」の評判を検証レビュー

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心地よさを追求したワードプレスの有料テーマとして、さらに人気を集めている「SANGO」。つい先日、このテーマを実際に導入して、具体的な仕様等を検証する機会がありましたので、
プロの制作業者から見た「SANGO」の評判や使い勝手など、簡単にレビュー報告します。

心地よいWordPressテーマ「SANGO」デモ画面

ワードプレス有料テーマ「SANGO」とは

「SANGO」とは、数ある中でも、ユーザーの使い勝手を追求したワードプレスの有料テーマ。無料とは異なり、テーマの購入に金額がかかりますが、大部分にマテリアルデザインを採用し、ブログやアフィリエイト・企業サイトなど、いろいろな用途で利用することができます。

記事作成の際に役立つ装飾関連の機能(ショートコード)から、記事下スペースに設置する関連記事やおすすめ記事、コンバージョンに効果的なCTAまで、必要な機能はほぼ揃っている印象。ウィジェットの設定項目も豊富にありますし、アドセンス広告も簡単に設置できるので便利。
気になった点としては、固定ページに関し、レイアウトパターンが少ないことでしょう。

また、操作性が悪いというわけではないが、実際にカスタマイズする際、ワードプレス管理画面外観内のカスタマイズという項目を主に利用するため、直接、変更できるよう専用項目(全体の設置など)を左サイドのメニューに設置した方が、より使い勝手は良くなると思います。

その他、トップページをデフォルトの表示(記事一覧)ではなく、固定ページに変更する際は、ショートコードなど、HTML5+CSS3の専門知識が多少、必要になるかもしれませんね。

「SANGO」の見た目や使いやすさを検証

サイト全体のカラーはもちろん、見出しや箇条書き、ボタンやボックスなど、記事装飾に関する種類があらかじめ豊富に用意されており、ワードプレスの投稿画面より簡単に設定可能。別途、ヘッダーやフッター・背景画像など、レイアウト全般に及ぶ箇所も変更できるし、ウィジェット機能も含めて、設定できる項目の数としては、特に大きな問題は見当たらないでしょう。

次に、テーマ自体の見た目に関して、基本的にフラットデザインを採用しているため、この種のテイストが好きな人には好評だと思うが、どちらかという可愛らしい印象のため、企業サイトや商用サイトなど、利用目的や運営先によっては、多少、評判が分かれるかもしれません。

また、初期状態のフォントサイズも大きくて文章も読みやすいが、左サイドの横幅が780pxと、若干、狭いような印象を受けるので、やはり、ブログメディア向けかなという感じがしました。
もちろん、コンパクトによくまとまっているし、別途スマートフォンから実際に閲覧した際も、特に不具合や不便性は感じなかったため、あとは運営者の好き嫌いの問題だと思います。

機能性 … ★★★★ デザイン性 … ★★★★ カスタマイズ性 … ★★★★★

満足度は悪くない「SANGO」の拡張機能

「SANGO」をブログメディアとして利用する場合、必要な機能はあらかじめ揃っている印象。特にカスタマイズ応用編として、投稿ページなどに掲載する目次作成の機能はとても便利だし、プロフィール欄(この記事を書いた人)という項目は、実際の利用頻度も高いでしょう。

別途、記事の内容によっては、レビュー用ボックスやタイムライン・Q&A表示も使えますし、あとは、有料テーマ「DIVER」と同じく、初期状態のプラグイン数が物足りないという点で、AddQuicktagやTinyMCE Advancedは、最初にインストールしておいた方が良いかも…

テーマで利用できる機能を見れば、販売価格「10,800円」は決して高い買い物と感じません。デモサイトのように最初に作り込んでおけば、ブログメディアとして記事更新に集中できるし、アクセス数やコンバージョンの獲得など、具体的な成果も上がりやすいと思います。もちろん、有料テーマの中には、価格が安いものもありますけど、満足度は決して悪くありません。

「SANGO」テーマはアフィリエイト向き

最後に内部構造などに関して、インストール状態のワードプレスは最新バージョンで問題なし。phpはサーバーの管理画面に入らないと確認できませんでしたが、デモサイトを確認する限り、定期的にテーマは更新されていますし、新機能の追加や不具合の修正など、マニュアルもあり、別途、ワードプレス管理画面より、使用中テーマを最新の状態にアップデートできます。

HTMLファイル自体を縮小してアップしているため、詳しいコードの記述まで分かりませんが、「PageSpeed Insights」の点数評価も、パソコン版・モバイル版ともに、90点(デモサイト・トップページ対象)とかなり高く、しっかり最適化されているので評判は悪くないと思います。ページの読み込み速度も速く、ストレスなく閲覧ができますし、構造化データも設定済のため、あえて要望を挙げるとするなら、AMP(Accelerated Mobile Pages)対応でしょうか…。

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