ワードプレスやレスポンシブデザインなど、ここ最近、ホームページ制作の相談をいただく際、
SEO対策を考慮し、スマートフォンサイトまでしっかり検討されている方が多いのですが、
あまり予算はかけられないため、格安でホームページを制作する方法をご紹介します。
ホームページ制作料金は内容によって異なる
実際にお伺いするご要望内容としては、トップページ以外に下層コンテンツが10ページほど、
スマホ対応はもちろん、ブログ記事を含めたワードプレスの導入と、メールフォームの設置、
その他、検索エンジンに上位表示できるよう、SEO内部対策も検討したいというもの。
ホームページ制作業者にもよりますが、この規模なら、30~40万円程度が相場と思いますが、
基本的に、概算の見積もり(制作費)というのは、作成するページ数によって異なりますし、
レスポンシブデザインなど、スマホ対応の有無によって、変動してくるかと思います。
それゆえ、予算を一般的な相場より低く抑えたい場合は、サイト全体のボリュームを減らすか、
スマートフォンサイト制作は後回しにするなど、当初、想定していた要望の水準を下げるため、
低価格料金を重視する制作業者に依頼したり、いずれかの別途対応が必要になります。
相場より格安でホームページ制作できる理由
ある意味、デザインの品質を含めたホームページの成果は、全体の制作費によって決まります。個人的には、多少なりとも最低限の費用は欠かせないと思いますが、抱える事情は人それぞれ。
わずか数万円程度で、スマホ対応のホームページ制作を依頼したい方もいるでしょう。
事実、料金の違いこそあれ、このような見込み客を対象としている格安の制作業者もいますし、
ぱっと調べたところ、レスポンシブ対応を含めたスマホサイト込みで、3万円から10万円以内。
とても考えられないような価格設定ですが、この金額の裏には当然、理由があります。
特別な事情がない限り、一般的な企業が、赤字になるような料金を設定することはありません。言わずもがな、安いには安いなりの理由がありますし、どこかしらコスト削減をしているもの。格安ホームページなら、オリジナルデザインではなく、テンプレートの活用でしょう。
既存テンプレートを活用しコスト削減を図る
手間暇かけず仕上げるには、オーダーメイドで依頼するより、テンプレートの方が効率的です。
特にスマートフォンサイトを意識し、レスポンシブデザインでホームページを制作したい場合、
格安業者が提供するテンプレートを利用すれば、後は中身のページを差し替えるだけ。
一般的に公開まで、数ヵ月かかる制作期間に関しても、数週間程度で公開することができます。また、ワードプレスにはテンプレートの一種である「テーマ」が、有料無料で公開されており、
ご要望のイメージに近いテーマを導入し、別途、カスタマイズさせる方法もあります。
更新機能を持つワードプレスでホームページを制作する場合、テーマの作り方にも二つあって、
当ウェブデザイン事務所のように、テンプレートのテーマもオリジナルで構築するスタイルと、格安業者のように、既存テーマを活用すれば、全体のコストを抑えることが可能です。
作成サービスの利用でレスポンシブにも対応
その他の方法としては、グーペやジンドゥーなど、ホームページ作成サービスを利用すること。
月額料金はかかりますが、テンプレートの多くは、レスポンシブデザインに対応していますし、ブログ感覚でページ内容も更新できますので、初めての運営者の方にもオススメです。
このような作成サービスの中では、グーペのテンプレートがレベルも高いような気がしますが、
ワードプレスで利用できる有料テーマの中にも、高品質なデザインのものは何点かありますし、
よりオリジナル性を重視するなら、別途、改めてカスタマイズしても良いと思います。
いずれにせよ、レスポンシブ対応込みのホームページを、相場より低価格で制作したい場合は、
格安業者の多くが実践しているように、既存テンプレートを活用する方法が一般的ですので、
まずは、サイト運営の目的などをご検討の上、ご要望に合った方法をお選びください。