楽天ショップは商品ページが重要!売るために必要な理由

ネット通販・モール出店

カメラ柄の折り鶴

楽天市場に出店中のショップを運営している方より、共通テンプレートの修正依頼を受けた際、ページ下のお気に入りボタンの設置など行いましたが、個人的に気づいた点があったので、
楽天サイトが売り上げを伸ばす施策の中でも、商品ページの重要性について紹介します。

大切なのはトップページより商品ページ

依頼を受ける際に、機密保持契約を締結しましたので、担当したサイトはご紹介できませんが、主な修正内容としては、共通部分となるお気に入りボタンや問い合わせボタンのカスタマイズ。このこと自体は問題なく、作業も順調に進み、クライアントにも喜んでいただきました。

実際にバナー制作など行いつつ、個人的に感じたのは、商品ページのコンテンツが少ないこと。なんと言いますか、とても簡易的な内容で、商品画像が数点と短い説明文を掲載しているだけ。このような内容では商品の魅力も伝わりませんし、具体的な成果を上げることは難しい。

去年の秋口にリニューアルしたばかりといえ、毎月の売り上げの方も決して芳しい状況でなく、せっかくテンプレートは制作業者に依頼し、楽天goldを使って見た目のデザインを整えたのに、楽天ショップで最も大切な商品ページの質が乏しいと、売れるものも売れなくなります。

楽天ショップで大切な商品ページの役割

ただ単に商品ページを制作する予算がないのか、クライアントの詳しい意図は分かりませんが、言わずもがな、楽天・ヤフーショップなど大手モールの場合は、トップページの質はもちろん、サイトに訪れた見込み客が、最終的な購入の判断を行う商品ページのクオリティが大切。

特に楽天ショップは、デザインを含めた商品ページの質がモール内の検索順位に影響しますし、この商品は具体的にどのような点が魅力で、実際に購入するとどのようなメリットがあるのか、見に来てくれたユーザーに対し、適切なコンテンツでアピールすることが欠かせません。

楽天サイトの商品ページの多くがいわゆる、ランディングページ風な縦に長いのはこのためで、テンプレート部分を店舗の外観とするなら、商品ページは訪問客をおもてなしする接客の場所。たとえ見た目の外観を整えても、肝心の接客が今ひとつだとお客様は去ってしまいます。

デザインの参考に同業他社サイトを確認

おはりばこ楽天市場店

では、具体的にどのような商品ページを目指すべきか、同業他社サイトをチェックしましょう。今回は成人式や卒業式など、イベント時期に活躍する着物・小物などを取り扱うお客様なので、似たような商材を販売する店舗の中から、デザイン性に優れた楽天ショップをセレクト。

楽天goldでカスタマイズしたトップページは、利用目的ごとにカテゴリー分けして使いやすく、定番の売れ筋人気ランキングの表示や、定期的なイベント販促の画像バナーも更新されており、ショップ全体をくまなく巡回できるよう、見込み客のことを考えたサイト構成でしょう。

おはりばこ楽天市場店~かんざし小間物・成人式・七五三・ブライダル~

売れているショップは商品ページが違う

商品ページに関しても、豊富なアイテムの数に関わらず、一つ一つ丁寧に販促ページを制作し、
楽天ショップらしく目立つ商品画像をメインに、ランディングページ風な構成になっています。写真素材のクオリティの質もありますが、サイト全体を通してレベルは高いと思います。

一般的に楽天ショップ制作となると、楽天goldで作り込めるテンプレート部分は対応できても、楽天rmsで作成しなければならない商品ページとなると、レイアウトの一部にズレが起きたり、デザインの統一感を保つことに苦労するものですが、この辺も特に違和感はありません。

おそらく、新しく追加する商品ページ制作も、ショップ立ち上げ時の業者に依頼しているのか、このようにデザイン自体に統一感があると、店舗自体のブランディングに役立つと思いますし、売り上げという集客面はもちろん、定期的なリピーターの確保にも良い影響を与えます。

商品ページ作りで競合店と差別化を図る

もちろん、販売する商品ごとにページを作り込むとなると、手間も費用もかかって大変ですし、社内なり店舗なりに専用のリソースがないと、制作業者にページ制作を依頼しなければならず、ただでさえ経費のかかる楽天ショップ、運営者のコストや負担も大きくなると思います。

しかし、楽天モールという他店と競争する環境で、見込み客が最終的に比較・検討する場面は、あくまでも商品ページという基本は変わらないため、いかに商材の魅力やメリットを伝えるか、費用対効果をしっかりと意識した上で、商品ページ作りを取り組むことが最も大切です。

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