Jimdoとは?Jimdoの持つメリットとデメリットをご紹介!

ホームページ制作・作成

ホームページ作成が簡単にできる無料ソフト「Jimdo」

ウェブブラウザの画面上より、誰でも簡単にページ内容を編集できる「Jimdo(ジンドゥー)」
一般的にこのようなサービスはワードプレスなど、CMSと一緒に語られることが多いため、
Jimdoとは一体どんなサービスなのか、主な特徴やメリットに関してご紹介します。

ありえないほど簡単にホームページができる【Jimdo】

Jimdoってどんなサービスなの?

Jimdoは「ジンドゥー」と読み、2017年にドイツで生まれ、KDDIウェブコミュニケーションズによって日本語にローカライズされ、2009年に国内でのサービスが開始されました。いわゆるレンタルブログのようなサービスで、専用スペースと制作ツールが一体になっています。

Jimdoの魅力は何と言っても、手軽にホームページを持つことができ、優れた編集機能で簡単に作成できること。ホームページ作成に必要な特別な知識(HTMLやCSS)を意識することなく、GoogleマップやYoutubeなど、さまざまなコンテンツをページ上に埋め込むことができます。また、複雑な画像加工などを除いて、Webブラウザの画面上だけで作ることが可能です。

Jimdoのサービスと主な特徴とは

Jimdoを利用する際は、上記公式サイトで専用アカウントを作成し、ユーザー登録を行います。次に、作成したいWebサイトのサブドメイン名(http://〇〇〇〇.jimdo.com)を登録します。初期段階では、Jimdoにある3つのプランのうち、無料版の「JimdoFree」になります。

Jimdoのプラン

Jimdoは、プランごとに利用できる機能が異なります。

JimdoFree  ………… 0円/無料(自分で作れるホームページ)
JimdoPro    ………… 950円/月額(趣味や仕事に使えるオススメ)
JimdoBusiness  …… 2415円/月額(企業・ネットショップに最適)

無料のJimdoFreeと、有料のJimdoPro/JimdoBusinessの違いとして「独自ドメインの利用」「独自ドメインのメールアドレス」「広告の非表示」「メールマガジン機能」などがあります。特にJimdoFreeは無料で利用できますが、独自ドメインが利用できず、広告も表示されるため、ビジネス向けWebサイトを作成したい場合は、JimdoProの利用が必要かもしれません。

JimdoProとJimdoBusinessの違いは、主にショッピングカートの商品点数や手数料の差など。最上位プランの「JimdoBusiness」は商品点数が無制限で、販売手数料もかかりませんので、商品点数や販売数の多いショップサイトの場合、JimdoBusinessの方が良いでしょう。

プランのアップグレード

Jimdoの各種プランはいつでも変更することができます。一度、作成したホームページの内容を保存した状態のまま、JimdoProやJimdoBusinessなど上位プランへアップグレードできます。そのため、いきなり有料版は不安という方は、まずはJimdoFreeを試してみましょう。

Webブラウザだけで編集可能

HTMLやCSSを知らなくても、ホームページをを作ることができ、Webブラウザの画面上だけで制作できます。特に難しいものでなければ、画像のリサイズや回転なども、Jimdoで行えますしオリジナルテンプレートとなる独自レイアウトで、サイトを構築することも可能です。

自動で機能追加・改善される

Jimdoの機能は自動で不具合の修正や機能の改善が行われます。ユーザー側自身でアップデート作業などを行う必要はありませんし、このような機能追加に伴っての追加費用も発生しません。機能改善は定期的に行われており、気づくと使い勝手が向上していることがあります。

編集機能がカンタンで強力

Jimdoでは、必要な各種コンテンツを縦に積み重ね、ページを作っていく編集機能が特徴です。このような最小単位のブロックをエレメントと呼び、必要なコンテンツを自由に追加できます。エレメントには、GoogleマップやYoutube、メールフォームなどの機能は揃っており、

HTMLやCSSの専門的な知識も必要なく、必要な情報を入力するだけで簡単に利用できますし、設置した各種エレメントは、マウス操作だけで上下を入れ替えたり、他ページに移動できたり、
視覚的にとても分かりやすく、直感的にWebサイトの内容を編集することが可能です。

階層構造を簡単に変更できる

一般的なレンタルブログと異なり、階層構造を持ったホームページを作成することができます。階層は3つまで持つことができ、新規ページの追加や削除はもちろん、並べ替えや変更なども、マウスやキーボード操作だけで簡単に設定できたり、改めて修正することもできます。

豊富なデザインテンプレート

JimdoにはWebサイトのデザインを変えられるテンプレートが40種類ほど用意されています。このテンプレートを元にデザインを作り込めますし(利用できる数はプランによって異なる)HTMLとCSSの知識があれば、オリジナルデザインによる独自レイアウトも作れます。

スマートフォン表示に対応

iPhoneやAndroidなど、スマートフォンに最適化された状態(レスポンシブ)で表示されます。なお、スマートフォン表示は画面下の「パソコン版を表示」というテキストをクリックすれば、自由に切り替えることができますし、スマホ対応の機能を無効にすることも可能です。

ショッピングカート機能も

Jimdoでは無料のJimdoFreeを含め、全プラン共通でショッピングカート機能を利用できます。また、PayPalとの連携機能により、クレジットカード決済も利用できますが、実際にサイトに掲載できる商品点数や販売手数料は、契約プランごとに異なります。商品点数が多い場合など、本格的に運営したい際は、JimdoPro/JimdoBusinessの有料プランが良いでしょう。

ウィジェットを利用できる

ウィジェットというエレメントを使えば、外部サービスを埋め込んで利用することができます。HTMLソースを直接、追加編集したり、Jimdoのページ上にJavascriptコードも追加できます。ただし、HTTPSに対応していない外部コードは埋め込めないため、注意しましょう。

世界8ヵ国の言語に対応

2018年2月現在、8ヵ国語に対応しています。管理メニューの設定で言語を切替えることで、すべてのシステムメッセージが設定言語に変更できます。ブログやショッピングカートなど、
海外向けのWebサイトを作成したい際は、あらかじめ、地域の言語に変更しておきましょう。また、専用の翻訳システムを導入すれば、多言語化サイトも作成することができます。

Jimdoはこんな用途にオススメ!

ブラウザ画面上でページ内容を編集できるCMS機能は数多くありますが、作業が難しかったり手間だったりするために、せっかく導入したのに、活かしきれていないという話を耳にします。その点、Jimdoは誰でも簡単に作業できるため、多くのWebサイトが頻繁に更新されています。特に、下記のような業種や目的などに関して、Jimdoの利点を活かすことができます。

お店やショップサイト

簡単に更新できるメリットを活かして、新商品や新メニュー、セールなどのイベント告知など、その時に合わせてページ情報を更新できます。また、カート機能を利用したショップサイトも、気軽に始めることができますので、主に個人商店や飲食店などに向いているでしょう。

トライアルコンテンツ

ホームページはサイト公開後が本当のスタートとよく言われます。実際にサイトを公開した後、訪問者の行動を見ながら修正する必要があります。その点、Jimdoはいつでも変えられるので、とりあえず早く公開して様子を見たい場合など、実験的なWebサイトに向いています。

期間限定のWebサイト

あらかじめ、実施期間が決まっているイベントを行う場合など、できる限りコストをかけずに、短期間に作成したい時や、ページ内容を定期的に更新して、盛り上がりをアピールしたい場合、Jimdoの持つ編集機能の利便性と、登録後すぐ利用できる手軽さはメリットでしょう。

起業直後のWebサイト

企業したばかりの初期の頃は、短期間にホームページに求める内容が目まぐるしく変わるもの。変化する事業に合わせて掲載内容を修正したり、最新情報を伝えたい場合などにピッタリです。とりあえず、ホームページが必要という方は、無料のJimdoFreeでも良いと思います。

Jimdoは主に小規模サイトを制作する際にメリットが多く、その規模が大きくなればなるほど、PHPやFTP機能が利用できないなど、Jimdoの基本的な仕様スペックがデメリットになります。そのため、開業直後は低コストで素早くWebサイトを作り、ある程度内容が固まってきたら、ワードプレスなど一般的なCMSで、リニューアルするステップアップも考えましょう。

Jimdoを使う際に注意すべきこと

先述のとおり、JimdoとはHTML/CSS/Javascriptなど、専門的な知識やスキルがなくても、誰でも簡単に本格的なWebサイト/ホームページが作成できるとても便利なサービスですが、ワードプレスなど一般的なCMSや静的サイトと比べ、いくつか注意する点があります。

FTP機能が使用できない

一般的なレンタルサーバー会社と異なり、Jimdoのサーバーに自ら接続することはできません。そのため、FTPツールなど、ファイルを直接アップロード/ダウンロードできません。

プログラム言語利用不可

Perl・PHP・MySQLなど、サーバーサイド系のプログラム言語を利用することはできません。Javascriptのみ、外部ファイルをアップロードして利用できます(独自レイアウト)

バックアップ機能がない

個別データのエクスポート・インポート機能がないため、サイトのバックアップを取れません。また、作業後に編集前に戻す機能もないため、更新時に誤って消さないように注意しましょう。どうしてもページ内容を保存したい場合は、専用ツールの活用が推奨されています。

基本的に上記のような注意点やデメリットは、代替ツールを利用すれば解決できる場合も多く、それほど大きな欠点ではないと思いますが、他の作成サービスと比べてどこがどう異なるのか、実際にWeb制作に利用する際は、Jimdoの持つ特徴や仕様を把握しておきましょう。

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