ランサーズコンペでロゴ作成を依頼するメリットと注意点

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企業やショップ、商品やサービスを分かりやすくアピールする際に欠かせないロゴデザイン。
クラウドソーシングのおかげで今や数年前に比べ、格安料金で依頼できるようになりました。
具体的にどのぐらい応募数が集まるのか、ランサーズのコンペ形式を例にご紹介します。

ランサーズでロゴ作成を依頼する方法

クラウドソーシングで有名なランサーズやクラウドワークスでは、各案件の仕事を依頼する際、ロゴ作成なら募集内容に応じ、複数の応募者がロゴデザインを作成して応募するコンペ形式と、予算や納期など提示した応募者より、クライアントが選ぶプロジェクト方式があります。

ロゴ案件に関わらず、コンペ方式とプロジェクト方式にはメリット・デメリットがありますが、せっかくだからより多くの中から、さまざまなロゴデザインを見たいという依頼者が多いため、一般的に、クラウドソーシングでロゴ作成を依頼する際は、コンペ方式が主流でしょう。

ランサーズでロゴ作成を依頼する際は、ご希望の予算に応じて依頼金額を選ぶことができます。コンペ方式なら、下記のようなプランがあり、金額とともに予測提案数が表示されていますし、別途、非公開オプションや急募オプションなど、依頼内容を目立たせることもできます。

エコノミー/ベーシック/スタンダード/プロフェッショナル/カスタムプラン
21600円(21件)/37800円(52件)/54000円(74件)/91800円(126件)

誰もが依頼できるロゴ作成の料金相場

言わずもがな、募集にかける依頼金額が多ければ、より多くの提案数は集まるかと思いますが、投稿日現在、ベーシックプランやスタンダードプランなど、料金相場的には3~6万円が多く、募集案件自体もかなりの数があり、ランサーズ内でも、ロゴ作成は特に多い方でしょう。

実際にクリエイター(ランサーズの場合ランサーと呼ぶそうです)が作成する作品に関しても、応募者の経験により多少の差はあるものの、それなりにクオリティーが高いものはありますし、ある程度、提案数を確保できれば、ご自身のイメージに近い作品に出会えると思います。

いずれせよ、ロゴ作成の料金が安いもので数万円、高いもので数十万円という時代に比べれば、全体的な相場はかなり下がりましたし、ランサーズやクラウドワークスなどの普及のおかげで、いわゆる、ロゴ制作を扱う専門の業者以外に、選択肢が増えたことは間違いありません。

コンペ形式でロゴを作成するメリット

特にコンペ形式で依頼すれば、より多くのランサーが作成したロゴ作品を比較検討できますし、当管理人の経験上、最低プランのエコノミークラスでも、最終的に二十件ぐらいは集まるもの。いろいろなバリエーションを見たいといったクライアントには利用価値があるでしょう。

逆に依頼したいロゴデザインに関し、具体的なイメージがある程度、固まっているという場合、提案者の過去の実績や見積り料金より、一人に絞り込むプロジェクト方式でも良いと思います。応募作品の中から選ぶコンペ方式とは異なり、より細かくご自身の要望を伝えられます。

実際、クライアントの期待に応えようと、一度に複数作品を提案しているランサーもいますが、細かいニュアンスやディテールといったものは、なかなか一般の方には表現しづらいでしょう。理想のロゴを作成するには、できる限り、具体的な要望を詳しく伝えることが大切です。

ランサーズで依頼する際に注意する点

この辺はある意味、作り手であるクリエイター目線の立場と言われてしまうかもしれませんが、一般的な受注案件を請け負う際、どのような目的でロゴを作成するか、他社の参考作品を含め、事前にヒアリングを行いますが、ランサーズのコンペ方式では現実的に難しいでしょう。

制作する際の参考材料としては、提案画面に表示されている希望のイメージや色や雰囲気など。基本的にはランサーの感性やスキル、これまでに培った経験と勘による部分が大きくなるため、コンペ方式でロゴ作成を依頼するなら、ある程度、提案作品は多い方が良いと思います。

逆もしかりで、コンペ方式の面白い点は、クライアント側も感性で選ぶ傾向があるということ。正直、今回のロゴ案件の当選作品なら、他にもっと良いのがあるのに…と思う時もありますが、クオリティーとは別に、ぱっと見の第一印象などで選ばれる場合も割と見受けられます。

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