ヒアリングシートを使ったターゲットユーザーの決め方

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オフィスとフローリング

ホームページ制作を代行する際、まず行うのがクライアントとの打合わせです。どんなサイトにしたいのか、お客様のご要望をお伺いします。その際、ヒアリングシートを使って進行するのが一般的ですが、実はこの質問リスト、ターゲットユーザーを決めるのにも役立ちます。

ターゲットユーザーとは?誰に伝える?

ターゲットユーザーとは、あなたが商品やサービスを売りたい相手のこと。年齢や性別・住所等その顧客像は具体的であればあるほど、より効果的に伝えることができますし、悩みや欲求など見込み客のニーズを把握できると、より訴求力を持ったホームページを制作できます。

例えば、ネイルサロンなら、ターゲットユーザーの性別は女性でしょうし、お店の多くは20代から30代までの年齢になりますよね。また、ネイルサロンの店が越谷市にあるなら、越谷市を中心とした県内数キロに住む方が、ターゲットユーザーの主な商圏エリアになります。

その他、「5W1H」や「5W2H」などの法則に沿り、さらにターゲットユーザーを絞り込むこともできます。「いつ(When)どこで(Where)だれが(Who)なにを(What)なぜ(Why)どのように(How)どれぐらい(How many)」あなたの商品やサービスを利用するのか。

Q.ターゲットユーザーの性別は?  A.女性
Q.ターゲットユーザーの年齢は?  A.20代前半から30代前半、たまに40代も…
Q.ターゲットユーザーの属性は?  A.市内近隣の主婦の方や子育て中のママなど

ターゲットユーザーに何を伝えますか?

伝えたいことを正確に相手に伝えるには、対象と同時に「どんなことを伝えるのか」その内容も大切になります。あなたの商品やサービスは、どこがどんなふうに違うのか、実際に利用するとどんなメリットがあるのか、あなただけが持つ「強み」や「特徴」になります。

もちろん、この点もヒアリングシートなら確認することができます。今回は分かりやすいようにネイルサロンを対象としましたが、ご自身の職種や業界などに置き換えて考えてみてください。実際に言葉にすると、今までは気づけなかったことが具体的になると思います。

少し難しい場合は、身近な方を一人モデルケースとして、イメージしても良いかもしれません。また、お客様アンケートなど、参考資料を用意しておくと、具体的に商品のどこが良かったのかサービス利用前にはどんなことに悩んでいたのか、より把握しやすいでしょう。

Q.あなたがネイルサロンを運営なさろうと、思った動機はなんですか?
Q.あなたがネイルサロンを運営されていて、一番嬉しいことはなんですか?
Q.あなたのネイルサロンが持つ特徴や強み、他のサロンと違う点はなんですか?

ターゲットユーザーを把握するメリット

このようにヒアリングシートを使うと、これまで漠然と考えていたものがより明確になります。実際の質問項目はさらに細かく多くなりますが、「誰に何を伝えていくべきなのか」優先事柄も自ずと定まってくるため、サイト全体のコンセプトも固まりやすくなります。

ホームページ制作となるととかく、「できるだけ多くの方に見てほしい」「一人でも多くの方にアピールしたい」となりがちですが、まずは、伝えたいターゲットユーザーを明確にしていくとさらに伝わりやすく、訴求力のあるホームページを作成できると思いますよ。

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