ホームページに掲載する写真を撮影するコツ~基本編~

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英文の新聞とレトロなカメラ

ホームページの出来栄えを決める一つの要素に、掲載する写真素材の良し悪しがありますが、
カメラマンに依頼するにせよ、自ら撮影するにせよ、いつもお伝えすることがありますので、
商品画像や人物写真など、ホームページの写真を撮影するコツについて、紹介します。

なお、今回ご紹介するのはどれも基本的なもの、すでに実践されている方も多いと思いますが、
実際に、お客様ご自身で撮影を行ってみると、意外と同じような場面に何度も遭遇しますので、
あくまでも、写真撮影にあまり慣れていないという方を、想定に進めたいと思います。

あらゆる角度や構図で何枚も撮影しよう

スマートフォンなどカメラ機能の向上に伴い、最近は一般の方でも簡単に写真撮影できますが、
見た目のデザインなど、訴求力のあるホームページを作成し、具体的な成果を上げるためには、より多くの写真を撮影し、できる限り、質の高い素材を用意することが欠かせません。

言わずもがな、以前のフィルムカメラとは異なり、デジタルカメラは何枚でも撮影できますし、習うより慣れろ、数うちゃ当たるではありませんが、まずは写真撮影の枚数を多くこなすこと。プロのカメラマンでも時間かけますので、撮影に慣れない間は枚数で対応しましょう。

具体的には、同じ被写体の商品画像を撮影する際も、アップに寄った構図や遠目に引いたもの、対象物のアングル自体、左右に寄せたり、真ん中に置いたり、さまざまな角度から撮影を行い、いろいろなパターンを撮りだめしておくことが、写真撮影の基本的なコツになります。

コーヒー豆と淹れたてコーヒー

写真撮影の際は画像の方向も注意しよう

特に、ホームページ用に掲載する場合は、横向き・縦向きといった画像の方向もポイントです。
作り手の立場や過去の経験上、基本的に、縦画像はレイアウトしづらく、トリミングをしても、
アップ寄りにならざるをえないため、まずは、横画像を中心に多く撮影しましょう。

また、アップ寄りという点では、遠目に引いた写真など、被写体の構図も大切なポイントです。
ごくたまに、アップ寄りばかり撮影する方がいますが、必要なのはあくまでも、候補案の写真。
あらかじめ、選択肢が限られてしまうと、作成時に苦労するので、注意しましょう。

料理で言えば、写真や原稿は欠かせない素材であり、その味を引き出すのがウェブデザイナー。素材の鮮度はもちろん、種類もある程度なければ、最終的なホームページにも影響しますので、
まずはとにかく、あらゆる角度や構図で撮影を行い、候補案を用意することが大切。

台風の日はコロッケが並ぶ食卓

良し悪しはライティングと背景で決まる

写真撮影の基本的なコツとしては、ライティングの扱い方と小物等を含めた背景になりますが、
商品画像など、室内で被写体を撮影する際は、不要なものが写り込まないように周辺を整理し、
被写体をより良く見せるため、布地や敷物を置くなど、背景にも気を配りましょう。

室内に限れば、最も確実な方法としては、やはり、簡易的な撮影キットを用意することですが、
被写体のサイズや種類にもよりますし、予算的にも改めて準備することが厳しいという場合は、三脚や照明器具、グラデーションペーパーなど、撮影する際の環境を整えましょう。

物撮りなど、被写体を置く布地や敷物は、百均ショップに行けばオシャレのものもありますし、自然光を利用するなど、ほんの少しの手間と工夫が、写真全体のクオリティーを上げますので、
ライティング用の照明器具も含め、できる限り、事前の準備に時間をかけましょう。

卵かけごはんとテーブルクロス

写真撮影の前はイメージ作りも忘れずに

撮影の前には、具体的にどのような写真が必要なのか、イメージを固めることも欠かせません。
一般的に、慣れていない方は経験が少ないため、頭の中で思い浮かべる作業に苦労しますので、
参考となるホームページや有料素材サイトで、イメージ作りをすることも大切です。

ヘッダー画像を始めとして、写真というものは実に、見る人に与える印象も大きく異なるため、
集客効果という点においても、プロのカメラマンや撮影会社に依頼した方が良いと思いますが、
なかなか思うような写真が取れない場合は、有料素材サイトなども検討しましょう。

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