売れるキーワードと検索クエリ?ブログ記事を更新する意味

ブログ運営・サイト活用

なかよし

ロングテール対策など、サイト内ブログで上位表示を目指し、アクセス数など伸ばしたい場合、定期的にコンテンツを増やすことはもちろん、対象キーワードの内容が大切になりますが、
実際に成果を上げるブログ記事には、キーワードごとに多少の違いがあると思います。

上位表示されるけど売れないキーワード

たとえば、ヤフーやグーグルなど検索上位を意識し、質の高いブログ記事を更新し続けた結果、アクセス数は集まるけれど、資料請求や問合わせなど、目的のコンバージョンまでつながらず、最終的に成果を上げるキーワードは、地域名+業種名など、いつも決まっている感じ。

もちろん、これら主要キーワードは、最も見込客が集まりやすく、成果につながりやすいため、トップページなど対象に検索サイトで上位表示されるよう、SEO対策を意識して制作しますが、ロングテール対策など、せっかく書いたブログ記事に関して、反応を増やしたいもの。

実際に、どんな検索キーワードでどのコンテンツを訪問し、コンバージョンまで獲得できたか、この辺は、グーグルアナリティクスやサーチコンサール等を使用して分析すれば分かりますが、業種の違いこそあれ、基本的に狙うべき主要キーワードとして、そう多くありません。

ウェブ制作業者 …… サービス名+地域名(ホームページ制作+埼玉など)
整体院・整骨院 …… 市区町村名+業種名(さいたま市+整体/整骨など)

売れるキーワードの多くは取引型クエリ

ユーザーが検索エンジンを利用する際、使用する検索キーワードの内容は3種類に分かれます。ある調査によると、検索行動に占める内訳の数字は、下記のように大きく異なります。

取引型(トランザクションクエリ)…… 5%

検討中の商品サービスを探して購入するなど、取引(トランザクション)を目的としたクエリ。一定の行動を前提とするため、最終的なコンバージョンにつながりやすい、売れるキーワード。例)……「リフォーム 資料請求」「板金塗装 埼玉」など、地域キーワードも含む

案内型(ナビゲーショナルクエリ)…… 10%

サイト名やブランド名など、すでに知名度が十分にあり、特定のコンテンツに移動するクエリ。訪問したいサイトも決まっているため、基本的に、ブックマーク代わりとも言えるキーワード。例)……「楽天市場」「アマゾン」「価格.com」など、会社・サービス名も含む

情報型(インフォメーショナルクエリ)…… 85%

特定の情報や解決方法を知りたい時など、検索エンジンを使用して調べる際に利用するクエリ。ユーザーの大部分が日常的に使用するため、検索クエリに占める割合が、最も多いキーワード。例)……「肩こり 解消」「腰の痛み 原因」「整体院 口コミ」など、情報解決型

ブログ記事などコンテンツを増やす目的

上記のとおり、検索キーワードの約8割以上を情報型(インフォメーショナルクエリ)が占め、検索エンジンを利用する際、ユーザーの大部分が情報を得たり、悩みを解決するために利用し、いわゆる、主要キーワード(取引型クエリ)としては、やや少ないことが分かります。

実際、ブログ記事を定期的に更新し続けていると、アクセス解析で上位に占めるコンテンツは、情報解決型キーワードで書いたものが多いですし、このこと自体は上位表示された結果ですが、資料請求や問合わせなど、成果を獲得するかどうかは、また別の問題かもしれません。

特に、整体院や美容院のような地域限定の業種の場合、ターゲットユーザーは限定されますし、埼玉県で営業しているお店に、北海道など、遠方に住んでいる方が来院することは難しいため、どんなキーワードで上位表示を狙い、見込客を獲得するか、検討する必要があります。

主要キーワードで上位表示されるために

ご存じのとおり、ブログ集客の目的としては、訪問者が増えるようにアクセス数を伸ばすこと。業種の違いこそあれ、最終的なコンバージョンを獲得するキーワードが決まっていたとしても、ロングテール対策など、ブログ記事を定期的に更新し、運営するメリットはあります。

逆に、ブログ記事を更新せず、コンテンツが増えないサイトは、全体の評価も落ちていきます。上記の例で挙げれば、地域名+業種名など、主要キーワードが対象とするトップページですが、基本的に上位表示の基準は、同業他社サイトとの比較で決まるため、注意しましょう。

そういう意味で言えば、ブログ運営の目的には、個別ページでアクセス数を増やすという点と、売れるキーワードで上位表示できるよう、サイト全体を強化するという点があると思いますし、具体的に成果を上げている他社の多くは、定期的な更新作業に励んていると思います。

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