整骨院の集客に必要な検索キーワードの基本的な考え方とは

サイト改善・集客アップ

肩の痛み

先日、新しく整骨院を開業する方より、新規ホームページ制作のご相談をいただきましたので、今回は整骨院や整体院・治療院など、店舗系サイトを作成する際に辺り、留意しておきたい点、
特に、ネット集客に欠かせない検索キーワードの考え方などについて、お伝えします。

整骨院はすでに飽和状態!ネット集客の難易度

SEO対策を初めとした検索キーワードの重要性は、これまでに何度か述べてきたとおりですが、日本全国、各店舗のある地域に関わらず、整骨院の数はすでに飽和状態とも言われております。正確な数字は定かではありませんが、その数はおよそ4万店ほど、コンビニ並みです。

主な理由は各種ありますが、柔道整復師など、資格取得の学校が増えたことが大きいでしょう。ある意味、この業界はすでに過当競争ですから、必然的にネット集客の難易度も高くなるので、
予算に限りがある個人経営の整骨院ほど、費用対効果のあるホームページが必要です。

検索キーワード的には、「地域名+整骨院」などで、ヤフーやグーグルに上位表示させること。最低でも1ページ以内、できれば3位以内を目指し、サイト全体をしっかり作り込みましょう。上位表示されなければ、見込客も集まりませんから、まずはこの点が基本になります。

整体院ホームページで集客力を図るために必要なコツとは?

訪問キーワード数を増やす!ロングテール対策

もちろん、整骨院の立地や競合状況などによって、SEO対策の難易度に多少の差はありますが、個人的な経験で言うと、売れているサイトほど、主要キーワードで上位表示されていますので、いかに見込み客を集めるか、アクセス数の向上が整骨院の安定経営には欠かせません。

例えば、検索キーワード1つにしても、訪問キーワードは「地域名+整骨院」とは限りません。ユーザーによっては、「腰痛+地域+整骨院」「肩こり+女性+整骨院」などで検索しますし、その組み合わせは、見込み客の悩みの数ほどあると言っても、過言ではないでしょう。

その点、今後の過当競争を勝ち抜くには、主要キーワード以外での訪問を増やすことが必要で、具体的な戦略としては、すでに当ブログでも何度かご紹介しているとおり、ロングテール対策、
つまり、検索キーワードを意識したブログ記事による、定期的な更新が挙げられます。

整体院向けSEO対策~上位表示の重要性と整体キーワード~

整骨院を訪れる際に使用する、検索キーワード

では、整骨院の見込み客(新患)は具体的に、どんな検索キーワードで訪問するのでしょうか?店舗名などの基本は除外し、まずは、メインとなるキーワード(単一)を下記に挙げてみます。
※もちろん、整骨院が掲げているコンセプト(診療項目)などによっても異なります。

肩こり/腰痛/骨盤矯正/四十肩/五十肩/ぎっくり腰/ヘルニア/神経痛/成長痛
腱鞘炎/肩甲骨/股関節/膝/背中/背骨/足首/二の腕/筋肉/血流/産後/美容
交通事故/骨折/捻挫/打撲/鍼/鍼灸/保険/出張/手もみ/揉み返し/疲労回復

キーワードプランナー等のツールだけで、すでにこれだけの数の検索キーワードがありますが、
次はコンテンツSEO、ブログ記事を書く際に意識するキーワード(複合)を考えてみましょう。
※単一ワードは競合率が高いため、上位表示には2単語以上となる複合ワードが基本。

「スポーツ障害+膝」「肘+痛み+外側」「足+土踏まず+痛み」「肩甲骨+痛み」
「骨盤+歪み+原因」「産後+腰痛」「手+足+しびれ」「整骨院+保険+地域名」
「整骨院+交通事故+地域」「鍼灸+適応症」「不妊治療+鍼」「整骨院+選び方」

以上、すべて挙げていったら、キリがないというほど、検索キーワードの組合わせは豊富です。確かに、このような検索キーワードの探し方や見つけ方には、多少の慣れと経験が必要ですが、実践を積み重ねれば、コツも分かりますので、まずは同業他社をチェックしましょう。

ライバルの競合店舗は整骨院だけとは限らない

アクセス数を増やすポイントは、検索キーワードを意識して、質の高いコンテンツを書くこと。運営者の中には、この手のブログ記事を書くこと自体、苦手意識を持つ方もいると思いますが、
要は、見込み客がどのような悩みを抱えているのか、それをテーマに据えるだけです。

あとは、実際に読み手の立場になってみて、読みやすい文章構成やレイアウトを心がけること。
リスティング広告やチラシ作成など、他のメディアやツールに予算を確保できないのであれば、
運営者自ら「手間と時間」これらを意識することが、整骨院の集客には欠かせません。

特に、整骨院や整体院という業界は、何も同じ地域にある店舗だけがライバルとは限りません。整骨院なら整体院、整体院なら整骨院が、エリア内のおける競合として比較検討されますので、院独自の強みや特徴と合わせ、整体院との違いもしっかりサイト上で訴求しましょう。

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